欧州「ストレステスト」後のアクションプラン:
ENSREG
の専門家が仏原子力発電所3か所を視察する
パリ発、2012926
Note d’information
2012910日から13日まで、ショー、カットノン、フェッセンハイムの各原子力発電所はENSREGが任命した専門家の視察を受けた。フランス国内の調整についてはASNが監督したこの視察は、20113月の福島の事故を受けて欧州委員会の決定で実施された耐久性試験(「ストレステスト」)後にENSREGが採択したアクションプランの一環である。視察の目的は、加盟国の全ての原子力発電所対象とした欧州耐久性試験で摘出された措置の国内における実施状況を調べることである。
欧州6カ国の8箇所のサイトが視察を受けた。専門家の結論は、ENSREGに提出された後、ENSREGのインターネットサイトで公開される予定である。
ENSREG(欧州原子力安全規制機関グループ)は2007年に欧州委員会により設置された独立機関である。この機関はEUの原子力安全・放射線防護機関の責任者並びに欧州委員会を束ねている。