(サン=アルバン)を除く1300 MWe原子炉の
6.6 kV
遮断器投入失敗に関するIRSN見解
公開日:2014128
IRSN6.6 kV遮断器の投入失敗を招いた適合違反に関する意見書を2012927日に提出し、ASNの要求に回答した。安全上重要なものも含まれるこれらの遮断器は、6.6 kV配電盤の引き込み側と一部のモータへの給電側に装備されている。
IRSNで実施した確率論的安全研究に依れば、また1年間前から収集した事象を考慮すると、この違反に因る炉心溶融リスクの上昇は無視できると思われない。
IRSNとしては、これらの異常で誘発されるリスクに対しては、特に主外部電源と(最も高い故障率を示している)補助変圧器との切替に係わる遮断器に関する限り、この適合違反の全体的な性格付けが完了するまでの間、代償措置を講じる必要があると判断する。更に、IRSNは、EDFが(サン=アルバン原子力発電所を除いた)1300 MWe級原子炉の6.6 kV遮断器投入失敗を招く適合違反を性格付ける強化アクションプランを策定すべきであると考える。
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