VD3-1300安全レビューに伴う評価についてのIRSN意見書
火災に関する安全評価及び変更措置の充足性
公開日:2014317
ASNの要求を受け、また1300 MWe原子炉の第310年総点検に伴う安全レビューの一環で、IRSNは、2013624日、火災に関する安全評価及び変更措置についての意見書を提出した。
IRSNは煙が機器の運転に及ぼす影響、火災による加圧作用が防火区画に与える影響、そして防火区画の耐火設計(施設内の延焼の制限を目的とした、部屋の隔壁に関する構造的措置全体)を取り上げた評価研究を特に審査した。
審査を終え、IRSNとしては、事業者が作成した火災リスクに関する安全解析書類には1300 MWe原子炉の運転継続を問題視させるような点は見当たらないと判断した。
しかしながら、IRSNは、火災で生じる煙の影響並びに火災による圧力作用を安全の証明でより一層考慮すべきであると見ている。この2つの点について、EDFは防火区画の妥当性の証明を改訂する必要がある。
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