アルデンヌ県原子力発電所の原子炉容器及び
原子炉補機バンカー解体のための
解体安全報告書と監視・保全一般規則(RGSE)の
改訂に関するIRSNの意見書
公開日:2014424
原子力安全機関(ASN)の要請を受け、放射線防護・原子力安全研究所(IRSN)は、アルデンヌ県原子力発電所(ショーAINB 163)の「HKバンカー」と呼ばれる汚染区画内に設置されている機器及び原子炉容器(鍛造鋼の大型部品)を解体するためにEDFが予定している作業の安全評価を実施した。この解体作業は、解体政令によって停止ポイントが制定されている段階に該当する。
この段階では、遠隔操作ツールを使って炉容器及びその関連機器を解体する前に、原子炉キャビティ内に再度水を張ることが必要となる。
審査を行った結果、IRSNは、事業者の書類に記されているこれらの作業の安全性が総合的に満足できると判定した。但し、バンカーの密閉性の改善と、汚泥として発生する廃棄物の中間貯蔵に関する安全評価の事前提出を中心とする勧告を行った。
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