グラブリーヌ1号機の炉容器ボトムペネトレーションNo.4
補修方法に関する
IRSNの見解
公開日:201379
20119月、EDFはグラブリーヌ1号機の炉容器ボトムのペネトレーション(PFC)で亀裂を発見した。これは、応力除去を目的とする熱処理を受けたPFCで確認された初めての応力割れケースである。
実証されている補修方法が全く無いことから、EDFは、問題箇所を1次冷却材から隔離するための暫定措置としてPFCを施栓し、微量漏れ検出システムを設置して原子炉の運転再開にこぎつける方法を選択した。
2012年、EDFPFCを回収して専門家評価を行い、その貫通箇所を施栓することから成る補修方法を確定した。原子力安全機関(ASN)の要請を受け、放射線防護・原子力安全研究所(IRSN)はこの補修方針を審査した。その結果、IRSNは、炉容器の当初の安全レベルの回復が可能であると判断した。
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