2号機の保守・燃料取替停止
原子炉停止情報
パリ発、2012年5月7日
トリカスタン原子力発電所− 900 MWe原子炉4基− EDF
トリカスタン原子力発電所の2号機は、保守作業並びに燃料取替のため2012年3月17日から4月25日まで運転を停止した。
この停止中に行われ、原子力安全機関(ASN)の検査を受けた主な作業は下記の通りである:
· 各種機器及び弁部品の保守点検、
· 補助変圧器の保守、
· 一部燃料の取替。
この停止中、ASNは2回の現場立入り検査を抜き打ちで行い、原子力安全、放射線防護並びに作業員の安全に関する諸要件が遵守されているかを検証した。
停止中に行われた作業に関連してINESのレベル「0」に分類される事象が、原子力安全について2件、また放射線防護について2件、届出された。
ASNは今回の停止が適切に行われたと評価している。
停止中に実施された点検並びに作業の結果を審査し、原子力安全機関は、2012年4月16日、トリカスタン原子力発電所2号機の運転再開を認めた。
· 原子炉停止日:2012年3月17日
· 原子炉運転再開日:2012年4月25日