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ASNは原子力安全及び放射線防護分野の研究の重要性を再確認し、
今後この分野で強化すべき最初の研究課題を摘出した
パリ発、2012611
Information Note
特に2010年のASN科学委員会の設置に繋がった2008年に実施された研究を完了し、原子力安全機関は最初の意見書を提出した。この意見書は、「研究の重要性と原子力安全及び放射線防護分野で先ず強化すべき研究課題の摘出」について述べている。
原子力安全機関が下す決定の内容は、とりわけ、IRSNASNに設置されている専門家常設グループを中心とするその技術支援機関から提供される頑強な技術評価に基づいている。この評価それ自体は、最新の科学や技術の知見がベースとなっている。この意味で、ASNは、外国の多数の原子力安全規制機関と同様、5年、10年或いは15年先を目処に頼りとすることになる専門家評価に必要な知見の入手可能性を気にかけなければならない。従って、こうした知見の蓄積に収斂する研究基本方針を特定することがASNにとって重要である。
ASNは、2012410日の意見書で、原子力安全と放射線防護、社会、組織及び人的ファクタ、放射線生物学、加圧水型炉の金属材料のエージング、そして非破壊検査の各分野で強化すべき研究課題を摘出した。ASNとしては、原子力安全や放射線防護分野の研究方針の決定や欧州規模のプロジェクトで、これらの研究課題が、IRSN、事業者並びにフランスの他の研究関係者(例えば大学や産業界)によって考慮され、フランスや世界中で今後も原子力安全並びに放射線防護を前進させることを願っている。
詳細については、ASNにとっての研究の重要性と原子力安全・放射線防護分野で強化すべき当面の研究課題の摘出について述べた2012410日の原子力安全機関(ASN)の意見書第2012-AV-0147を閲覧されたい。
 
 
 
 
 
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