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カットノン原子力発電所の変圧器火災
パリ発、2013年6月7日
Note d'information
2013年6月7日、午後2時5分、原子力安全機関（ASN）は、カットノン原子力発電所1号機の非原子力区域で火災発生の通報を受けた。EDFからの情報に依れば、通常運転時に原子炉の電源を確保する変圧器が発火し、黒煙が発生した。
原子炉は直ちに自動停止し、安全な状態に維持されている
オンサイト緊急時計画（PUI）が発動され、事態の管理に必要な人や機材が投入された。通報を受けた消防が現場に急行した。現時点の情報では、火災は速やかに鎮火されて怪我人はいないとのことである。
問題の変圧器は通常運転時に原子炉に電源を供給する。サイトには2系統の電源が設備されており、変圧器の喪失を受けて補助電源ラインが原子炉の電源を確保した。この他にも、非常用発電機が設置されており、外部電源が全喪失した場合に原子炉に電源を供給できるようになっている。今回の事象では、この非常用発電機を起動する必要はなかった。
現在、ASNの検査官2名が現場に赴き、出火状況の調査並びに事業者が講じた緊急時措置の検査にあたっている。これらの結果を受けてINESのレベルが決定されることになる。
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