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ASN、原子力基本施設の物理的変更に関する決定案について公開意見聴取を実施
パリ発、2013819
Information Note
2013819日から919日まで、原子力安全機関(ASN)はインターネット・サイト上で原子力基本施設の物理的変更に関するASN決定案の内容について公衆からの意見聴取を実施する。
原子力基本施設(INB)の物理的変更とは、これら施設の事業者が公衆の安全、健康及び衛生上重要な機器或いは自然及び環境を保護する上で重要な[1]機器に加える変更である。変更作業は、原子力基本施設及び放射性物質の輸送の原子力安全面の検査に関する改正された2007112日付政令が定める手続きの下で実施される。
中でも下記の事項に影響を与え得る変更を言うものである:
·         核燃料、広義では施設内に存在する核物質の種類又は組成。
·         各燃料及び核物質の閉じ込めを確保する機器や関連構造、特に燃料集合体。
·         INBから生じるリスク及び不都合を予防し、これらの影響を代償又は制限するための構造物、系統及び機器。
  •  危険物の取り扱い及び所内搬送手段、ソフトウェア及びプログラム化されたシステム。
ASNの決定案は、物理的変更から起こり得る影響を評価しできる限り抑え、その許容可能性を立証するために、また一方ではこの変更を準備、実現するためにINBの事業者が実行する措置を明らかにしている。決定案は、特に、同じ一つのINBの中で同時進行する物理的変更の管理措置並びにこうした変更の実施方法を定めている。
ASNはこの決定案を1ヵ月間公衆に諮問する。寄せられた意見は、考慮対象となった意見を明らかにする総括報告書の中で取り上げられる。総括報告書は遅くても決定の公布日までにASNのサイトにアップされ、3ヶ月間公開される。
[1]  環境法典第L.593-1条に言う利益のことである。
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