ASNは（モゼル県）カットナム発電所で実施された検査活動について
（ドイツ）ザール州の環境大臣に説明
パリ発、2013年10月9日
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2013年9月19日、ASNはドイツ、ザール州の環境大臣Anke Rehlinger女史を迎え入れた。
ASN総局長のJean-Christophe Nielがフランスの原子力安全管理の組織体制並びに緊急時体制について説明した。次いで、ASNのストラスブール支局長フロリアン･クラフトが、フランスとザール州の国境から約10 kmに立地しているカットナム原子力発電所でここ数ヶ月で発生した事象について説明した。彼は、福島の事故を受けて決定された安全追加評価（ECS）並びに欧州ストレステストの後に下された決定が同発電所でどの程度進捗しているかについても総括した。
この会合は、2013年6月に開催された原子力安全に関する第39回仏独委員会を受けて計画された。委員会はASNとドイツの（連邦及び州の）環境庁のメンバーが参加して毎年開催されている。
ASNは外国、中でもフランスと国境を接している国々の安全規制機関と定期的な会合を続けている。こうした意見交換は、2国間の技術作業グループ会合の定期的開催から国境をまたぐ緊急時訓練への参加或いは関係各国の原子力施設で実施される検査へのオブザーバとしての相互参加に至るまで様々な形態で行われている。
カットナム原子力発電所に関する追加措置の詳細については下記の決定を参照されたい：
INB 124、125、126及び137の安全追加評価（ECS）の結論を踏まえ、（モゼル県）カットナム原子力発電サイトに適用される追加措置をフランス電力株式会社（EDF-SA）に対して決定する2012年6月26日のASN決定第2012-DC-0277号
（公開日：2012年6月27日）
