フラマンビルEPRの炉容器製造について、ASNが
2006年からAREVA社に送付した書簡の一部を公開する
公開日:20016年4月20日
2015年4月7日、ASNは、フラマンビルのEPR型炉について、その炉容器ヘッド及びボトムの幾つかの箇所で鋼材組成に異常が見られることを発見したと公表した。
環境・エネルギー・海洋大臣は、この異常の審査の透明性を監視し、社会への円滑な情報伝達を確保するため原子力安全の情報と透明性に関する高等委員会(HCTISN)にこの問題を提起した。
HCTISNは、フラマンビルEPR型炉の炉容器異常に関する公開報告書の作成を担当する作業グループを設置した。この作業グループにはASNも参加している。こうした経緯の中で、ASNは、原子力耐圧機器に関する規制の適用について、特に鋼材組成の異常の発見につながったプロセスであるフラマンビルEPR型炉構成機器の技術認定について2006年以降AREVA社に送付した幾つかの書簡を作業グループに提出した。
ASNはこれらの書簡を公開する。ASNでは、その他の書簡についても、HCTISNの作業グループの任務遂行の過程でASNが提出することになる場合には、同じように公開していく所存である。
詳細を知りたい方へ:
l AREVA社に送付され、HCTISNの作業グループに提出されたASNの書簡を閲覧する:
o 2006年8月21日付ASN書簡
「フラマンビル向けEPR型炉の炉容器を構成する繰り上げ調達品の技術認定」
o 2007年4月2日付ASN書簡
「原子力耐圧機器の適合評価と技術書類」
o 2007年7月16日付ASN書簡
「製造工程の技術認定」
o 2007年12月12日付ASN書簡
「EPR炉容器ヘッド概要報告書」
o 2011年3月29日付ASN書簡
「フラマンビル3 EPR型炉 − 技術認定」
o 2012年10月15日付ASN書簡
「FA 3 EPR − 炉容器ヘッドの技術認定」
o 2013年11月26日付ASN書簡
「FA 3 EPR − 一次主冷却系 – 二次主冷却系」
l HCTISNのインターネットサイトで、作業グループのフラマンビルEPR型炉の炉容器異常に関するページを閲覧する
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