有限会社アール・エス・シー企画 フランス語はじめヨーロッパ言語など科学技術専門の翻訳会社 -- ル・ブレイエ原子力発電所1号機の1次系耐圧試験が無事に終了(2012年5月10日公開)
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ル・ブレイエ原子力発電所
10年総点検 1次系の耐圧試験が無事に終了
2012510
310年総点検の一環として、1号機は、最新の安全基準に照らして「網羅的な」検査を受けた。1次系の耐圧試験を含め10年総点検の3つの主要検査*を中心に多数の法定点検が実施された。
1次系は放射性物質と環境とを隔てる主要バリアの一つである。耐圧試験は、1次系の密閉性と頑強さを点検するのが狙いである。試験では、1次系に対して常用圧力(155バール)の1.3倍に相当する207バールの圧力を段階的に加えていく。
機器の準備が整ったところで、52日、水曜、耐圧試験は開始した。57日、月曜に最大圧力(207バール)を達成した後、原子力安全機関の検査官、EDFのスタッフ、専門作業員の3名が原子炉建屋内に入った。彼らは数時間に亘って1次系の健全性を綿密に検査し、漏洩がないことを検証した。
こうして、耐圧試験は無事に終了した。1次系の適合性によって、ASNはこの法定点検を有効とすることができた。
* 1. 1次系の耐圧試験、2. 原子炉容器の検査、3. 格納容器の試験
 
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