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N4クラス原子炉－ポスト福島の措置としての発電機による
電源確保に関するIRSN見解
公開日：2013年6月24日
放射線防護・原子力安全研究所（IRSN）は、福島の事故を受けて原子力安全機関（ASN）が発令した幾つかの規制措置に対応してEDFが採用した解決策を審査した。これらの規制措置は、電源全喪失時に最小限の計測制御系、制御室の照明、及び燃料冷却プール内の水位計測系への給電を確保できる暫定措置の導入を章事業者に対して求めている。
IRSNは、特別な配電盤に接続されてこれらの電源を確保する専用の発電機を設置することから成るEDFの変更案は、設定されている目標から見て満足できると評価した。但し、この発電機の使用に関する運転手順書を補完する必要がある。
IRSNは、特に発電機の運転中並びに作業実施中のリスクに関して、1300 MWeクラスの原子炉に関する同様の変更措置の評価（cf. Avis IRSN 2013-00118）を大いに頼りとした。事実、この変更措置の実施に伴うリスクについては、特に落下リスクと火災リスクが検討された。IRSNとしては、原子炉補機建屋の屋根で火災が発生した場合に備え追加措置を講じるべきであると見ている。
IRSNは、提示された変更措置がASNの要求に十分に応えていると判定している。
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