有限会社アール・エス・シー企画 フランス語はじめヨーロッパ言語など科学技術専門の翻訳会社 -- VD3-1300安全レビューに伴う「1次冷却系冷態過圧リスク」に関する安全評価と変更措置についてのIRSN意見書(公開日:2013年12月16日)
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VD3-1300安全レビューに伴う安全評価の審査に関するASN見解:
テーマ03、「1次系の冷態過圧リスク」に関する安全評価及び変更措置の充足性
公開日:20131216
1300 MWe原子炉の第310年総点検(VD3-1300)の一環として、放射線防護・原子力安全研究所(IRSN)は、2013425日、主1次冷却系(CPP)の「冷態過圧」リスクの安全評価並びに変更措置の充足性に関する意見書を提出し、原子力安全機関(ASN)の要求に応えた。これらの評価は、原子炉容器の温度が脆性破壊温度より低い際に、1次系の過圧を招く恐れのある全てのシナリオを検討するのが狙いである。
評価を通じて、運転中の原子炉がおかれ得るすべての状態(停止、出力運転、等々)を考慮し、「冷態過圧」リスクに繋がる可能性のある多数の事故シナリオの発生確率を特定、解析し、数量化することができた。大多数の事故シナリオが極めて低い発生頻度を示すことが明らかとなった。
しかしながら、IRSNは、余熱除去系(RRA系)の破損が発端となる幾つかの事故シナリオが深刻な「冷態過圧」リスクを招くと見ている。従って、EDFは設計変更又は運転変更について検討すべきであると判断する。
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