VD3-1300安全レビュー関連評価に関する意見書、
「臨界基準」に関する安全評価と変更
公開日:2014年7月28日
1300 MWe原子炉の第3回10年総点検に伴う安全レビューの一環として、IRSNは、ASNの要求を受け、臨界リスクの予防に関する安全要件をとりまとめたEDFの「臨界基準」の改訂版を審査した。
燃料建屋における運転作業に関して、IRSNでは、基準を更に補足し、とりわけ燃料集合体がプールの底に落下してプールのライナに穴を開けるリスクを考慮すべきであると判断した。
原子炉容器開放時の原子炉建屋内での運転作業に関して、EDFは、特に反応度余裕を性格づける容認基準について「臨界基準」に記されている内容に照らして1300 MWe原子炉の安全解析書の内容を整合化する必要があるというのがIRSNの評価である。
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