トリカスタンのAREVAサイトにおける
生態系監視計画の導入に関するIRSNの意見書
公開日:2014年8月1日
AREVA社は、同社の事業の環境影響を監視、評価する、トリカスタン・サイトの様々な施設に共同のシステムの導入を視野に入れて、サイト周辺の生態系の監視計画案をASNに提出し、承認を求めた。
IRSNは、この計画案を審査し、2012年7月5日に意見書をASNに提出した。
審査を終え、IRSNは、この計画が目的(サイトの周辺環境の変化を評価し、産業サイトが生態系に及ぼす影響を監視、評価する)のみならず形態(空気や水の総合的な質、並びにトリカスタンの特筆すべき生物種及び生息環境の変化を監視する)に関しても妥当であると判断し、早急に実施することを勧告している。
しかしながら、IRSNは、幾つかの事項について方法論的な詳細を提供することも同時に勧告している。具体的には、「対照」サンプリング・ステーションの代表性のより明確な証明、生物種のリスト作成頻度の根拠となる科学的論証の提供、そして川魚多様度指数(Indice Poisson Rivière − IPR)の適応化方法の説明である。
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