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フラマンビル3EPR型炉のレベル1確率論的安全評価に関する
IRSN
報告書のまとめ
公開日:2014103
原子力安全機関(ASN)は、フランス電力(EDF)が実施したフラマンビルEPR型炉(EPR-FA3)のレベル1確率論的安全評価について、原子炉専門家常設グループ(GPR)の意見を求めた。IRSNは、2014130日に開催されたGPRの会合にIRSNの評価の結論を提出した。
レベル1PSAは、初期事象から炉容器内の燃料の溶融に至るシーケンスを特定し、その頻度を評価するのが狙いである。
確率論的安全評価(PSA)はEPR-FA3の設計当初から実施されており、幾つかの重要な設計改善をもたらしている。
独自の評価をベースに実施されたIRSNの解析によってEDFは多大な負担を負うことになったが、EPR-FA3の運転開始段階では第三世代原子炉の安全目標に照らして講じられた措置が評価されるはずである。更に、IRSNは、内部ハザードに関するPSAの開発にEDFが注いだ努力を力説しておく。これにより、EPR-FA3の運転開始段階では、火災、洪水及び爆発について確率論的な見方ができるはずである。
最後に、IRSNでは、EPR-FA3原子炉について、EDFが今後も外部ハザードに関する確率論的評価の開発努力を継続すべきであると見ている。
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