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原子力施設内の最終段のろ過に使用できる超高効率（THE）
フィルタ用チャンバーの技術基準、CTHEN 14-07
公開日：2014年10月22日
汚染物質の閉じ込め及び空気拡散を研究するIRSNの部署（SCA）は、CTHEN（原子力機器技術認可センター）タイプの認定技術仕様をベースに、安全機器（例えば、超高効率フィルタ、つまりTHEフィルタ、或いは防火ダンパ）に関する技術性能評価を実施する。
この種の仕様の目的は、明確な技術基準に対応する機器を設計するための目安を製造業者に提供する一方で、他方では使用者が検証された性能を持つ機器を入手できるようにすることである。したがって、CTHEN技術仕様に基づく認可は、原子力機器の納入業者側の自主的なアプローチとなることが望まれる。
新たな書類、CTHEN 14-07仕様書はこうした背景で誕生した。機能仕様書CTHEN 93-030［1］に基づき認可されたTHEフィルタを収納する『チャンバー』［2］の性能認定のために作成されたこの書類は、原子力施設の最終ろ過レベルに設置可能な『THEフィルタとチャンバー』が一体となったユニットに関する技術仕様及び最低要件を定めている。
注記：
［1］仕様書CTHEN 93-030は、原子力施設の最終ろ過ステージに使用できるTHEフィルタの性能に関する仕様書である。
［2］『チャンバー』は、交換可能なフィルタエレメントをその中に収めたエアーロック室を持つ装置で、原子力施設の換気系に使用される。
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