EURODIF Production社のジョルジュべス工場(INB 93)付設建屋Uの
設備210、220、230及び240の運転停止に関するIRSN意見書
公開日:2014年10月13日
ジョルジュべス工場(INB 93)の操業停止を受け、2013年5月24日付政令第2013-424号は「PRISME(Eurodif社の集中洗浄とこれに続く空気乾燥プロジェクト)」と命名された解体準備作業を許可した。PRISMEプロジェクトの作業並びに48 O/OM又はK型容器に入っているUF6を48 Y容器に移し替える作業は、複数の設備を持つ付設建屋Uの中で行われている。UF6の容器移し替え作業が終了し、事業者は、PRISMEプロジェクトで使用されなくなる設備220、230及び240を停止し、これらの浄化に着手することを望んでいる。これらの設備並びに既に停止している設備210は、その後、PRISMEプロジェクトの作業が完了するまで監視下に置かれる。
提出された書類をもとに、IRSNは、2014年7月22日、事業者からの要望に関する意見書をASNに提出した。IRSNは、停止時に事業者が講じた安全措置に問題はないと見ている。但し、IRSNは、付設建屋Uの運転を停止した設備の防護上重要な事項(EIP)をINB 93のEIPリストに明記することを勧告する。更に、IRSNでは、設備の運転停止作業及びこれらの設備を監視下に置く作業に必要となる機器の動作及び適応性について事業者が確認すべきであると考えている。
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