有限会社アール・エス・シー企画 フランス語はじめヨーロッパ言語など科学技術専門の翻訳会社 -- ラ・アーグArevaのHAOサイロ及びハル収納庫の廃棄物回収とパッケージングに関するIRSN意見書(公開日:2014年10月21日)
有限会社アール・エス・シー企画  お問合わせはお気軽にどうぞ TEL 03-3227-3676
トップページ
  IRSN情報  
最新ニュース
報告書、意見書等
情報誌「Repères」

  トップページ > IRSN報告書、意見書等
ラ・アーグAREVAHAO施設(INB 80)のHAOサイロ及び
ハル収納庫に存在する廃棄物の回収とパッケージングに
関するIRSN意見書
公開日:20141021
1976年から1998年まで、ラ・アーグAREVA NC施設のHAO/南工場(INB 80)で処理された燃料集合体の構造廃棄物(燃料集合体の被覆管切断片やエンドピース)はまとめてINB 80HAOサイロに貯蔵され、次いで容器に収められ整然とした容器収納庫(SOC)で貯蔵される。HAOサイロには、燃料の溶解から発生する微細物(不溶解燃料微粒子又は被覆管の微細破片)並びに工程で使用される水のろ過樹脂も含まれる。INB 80の廃用及び解体作業を許可する2009731日の政令第2009-961号は、特に、HAOサイロに貯蔵されている廃棄物を2022年までに搬出するよう通告している。
20126月、IRSNは、AREVA NCから提出された安全評価書類を踏まえ、またASNからの要求を受け、こうした廃棄物の回収及びパッケージング作業の安全性と必要な整備工事に関する意見書を提出した。
IRSNは、一方では設備の整備工事について、また他方では廃棄物の回収・パッケージング作業について予定されている措置が総合的に満足できると判断した。
但し、事業者は溶解しなかった可燃性物質を含んでいる可能性のあるいわゆる長尺のハルの特定処理を実施すべきであり、また微細物や樹脂のパッケージングに事業者が選定したセメント固化廃棄体の実現可能性が現段階で証明されていないとIRSNでは評価した。
最後に、回収作業のためサイロ上方に建設予定のセルの設計の妥当性を証明する資料が提出されなければならない。
·     ASNの見解を閲覧する
 
印刷
Copyright© 有限会社アール・エス・シー企画 All Rights Reserved.