1300 MWe原子炉の改良された計測制御系に関する
IRSN意見書
公開日:2015年1月26日
2014年11月19日、IRSNは、ASNの要求に対応するため、また1300 MWe原子炉の計測制御系の変更措置の審査の中で、この原子炉の保護系、中性子束測定系及び制御棒クラスタ駆動系の改良に関する意見書を提出した。事象時又は事故時にこれらの系統が果たすべき役割は、原子炉の自動停止や事態の管理に必要な工学的安全機能をトリップすることである。
IRSNは、EDFが採用予定の計測制御プラットホームの安全機能受入れ適性、このプラットホームに基づく保護系及び中性子束測定系の開発、制御棒クラスタ駆動系の開発、更にこれらの変更後の原子炉計測制御系の全体的な一貫性を中心に評価を行った。
IRSNは、これらの事項が容認できること、特にこれらの系統の改良が計測制御系の全体的な頑強さを弱体化する恐れのある共通原因故障の可能性を持ち込むことはない見ている。
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