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フラマンビルのEPR型炉も含めた運転中の全ての原子炉:
炉心溶融を伴う又は伴わない事故時における
機器類の総被ばく線量計算方法の評価に関する
IRSNの意見書
公開日:2015317
発電用原子炉の機器類の照射影響を受け易い箇所の電離放射線被ばくは、通常運転時や炉心溶融を伴う又は伴わない事故時にこれらの機器類に適用される諸条件の一部である。事故時条件における性能認定は、これらの機器類が想定される応力の下で所定の機能を果たす能力を備えていることを証明するのが目的である。
2014626日、IRSNは、ASNの要求を受け、運転中の全原子炉及びフラマンビルEPR型炉の機器類に関する、炉心溶融を伴う又は伴わない事故時における総被ばく線量の計算方法と1300 MWe原子炉を対象とするこの方法に関連する仮説についての意見書を提出した。
IRSNは、意見書で、この線量計算方法と、機器の性能認定要件の決定に適用される1300 MWe原子炉に関する一連の仮説が総合的に見て満足できると判定している。
しかしながら、IRSNでは、とりわけこの方法の適用範囲、炉心内の放射性核種インベントリの計算並びに放射性核種の原子炉炉心から格納容器への移行の計算に関連する仮説について、EDFは追加情報を提供する必要があると見ている。
 
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