有限会社アール・エス・シー企画 フランス語はじめヨーロッパ言語など科学技術専門の翻訳会社 -- トリチウム汚染:従業員の被ばく線量評価に関するIRSN(放射線防護・原子力安全研究所)の発表
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トリチウム汚染:サン=モール==フォセとボンドゥフルで行った2M Process社の従業員並びに訪問客の被ばく線量評価を発表
CEAの設備であるトリチウム汚染された分子篩を使って作業を行ったために、従業員が気づかないうちにサン=モール==フォセ(94)の2M Process社の建物が汚染した。この事象は、同社従業員や客先企業及びパートナー企業の訪問者の汚染、並びに建物周辺環境へのトリチウム放出を招く結果となった。
CEAによるこの事象の届出以降、IRSNは、2010113日、ASNからの要求で、2M Process社の従業員及び訪問客の放射線被ばく線量を評価するために調査を行った。
この被ばく線量評価を行うにあたり、IRSNは、
·    2M Process社従業員との個人面接を通じて被ばくシナリオを再現した。
·    下記を対象に尿中のトリチウム分析を行った:
- M Process社の全従業員、
サン=モール==フォセ(94)の2M Process社敷地内にいた客先及びパートナー企業の訪問者、
汚染設備が2M Process社に設置される以前の2010年初頭に最初の試験を受けていたボンドゥフルの「Etude et Diffusion」社に居合わせた訪問者。
収集された情報から、放射能汚染の原因は気相或いは液相で行われた分子篩の様々な試験にあることが確認できた。
従業員は、特に設備の排水タンク操作中にトリチウム含有水蒸気を吸い込んだり、トリチウム汚染水に接触した後の皮膚移入で汚染した。
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- IRSN報告書DRPH/2010-019:サン=モール==フォセ(94)とボンドゥフル(91)のサイトで行われた2M Process社従業員、並びにその取引先企業及びパートナー企業従業員のトリチウム被ばく線量評価
- IRSN報告書DEI/2010-32:ボンドゥフル(91)の「Etude et Diffusion」社周辺地域及び環境の放射能の状態 2010126日のサンプリング
- IRSN報告書DEI/SIAR 10/0843:ボンドゥフル(91)の「Etude et Diffusion」社の放射能の状態
 
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