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福島の事故を受けたフランス国内の環境モニタリングに関するCRIIRADの批判に対するIRSNの見解
2011616
 
CRIIRAD(放射能独立調査情報委員会)は、福島の原子力事故発生後に日本からの汚染気団がフランス国内の上空を通過する際に行われた放射能モニタリングの結果を公に批判した。
事前にIRSN(放射線防護・原子力安全研究所)との接触を一切図ることなく、CRIIRADは、実際には、次の3点からIRSNを糾弾した。すなわち、大気汚染の放射性よう素気体成分の測定を怠ったこと、汚染の最初の兆候が到来する時期の評価を48時間間違えたこと、そして南西部を中心とする一部地域でよう素濃度ピーク値を意図的に過小評価したことである。
これらの批判は根拠がなく、中傷以外のなにものでもない。批判は誤った論証に基づいており、CRIIRADがその根拠として提示しているのはIRSNが公表した測定結果で、これと異なる測定結果を一切示していない。
IRSNが発表した見解書は、CRIIRADの批判は何故根拠がないかを証拠を提示しながら説明している。見解書は、2011616日、この件に関するIRSNの見解を求めていた原子力安全の情報と透明性に関する高等委員会(HCTISN)に提出された。
 
 
 
 
 
 
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