2006年〜2008年までのEDFの原子炉及び海外の原子炉の運転経験のフィードバックに関するIRSN報告書の総括
公開日:2012年2月1日
ASNの要請を受け、IRSNは、2011年1月13日及び20日、原子炉専門家常設グループに対して2006年から2008年までの運転中のEDF原子炉並びに海外の原子炉からの経験フィードバックに関する報告書を提出した。
原子炉専門家常設グループの会議のため、IRSNは、この期間中の経験フィードバックの評価とASNの提案をベースに、下記の項目について検討した:
· 個別の措置及び手段(DMP)、並びに施設の一時的変更(MTI)の管理
· 対応措置後の施設の性能認定
· 管理上のロックアウト
· 蒸気発生器で見られた異常
· OEEI(施設の模範的状態の実現)の取組みの評価
· 「AAR(原子炉自動停止)件数低減」の取組みの評価
以上の評価は、次の一般的な項目から得られる発電所全体の展望を補足する:
· 発電所全体の安全に関する詳細(特筆事項)
· 発電所全体の安全に関する評価(その期間中の解析及び傾向)
· 発電所全体の放射線防護に関する詳細
IRSNの報告書は常設グループによる詳細な意見書の作成を可能とし、この意見書に基づき原子力安全機関が見解を明らかにした。