有限会社アール・エス・シー企画 フランス語はじめヨーロッパ言語など科学技術専門の翻訳会社 -- フラマンビル3号機、EPR原子炉のシビアアクシデント時運転戦略に関するIRSN(放射線防護・原子力安全研究所)の意見書(2013年3月4日)
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シビアアクシデント時のフラマンビル3号機、
EPR原子炉の運転戦略に関するIRSNの見解
公開日:201334
2012313日、IRSNは、ASNの要求に応じて、またフラマンビルサイトの3号機の運転開始申請のための早期審査の一環として、シビアアクシデント時のEPR原子炉の運転戦略に関する最初の意見書をASNに提出した。
その中で、IRSNは、示されている運転戦略が国際的な慣行に適合していることを力説した。しかしながら、現行の文書は、使用済燃料貯蔵建屋内の燃料溶融事故の影響を制限する戦略、或いは原子炉のシビアアクシデント時に制御室の居住可能性を維持する戦略を示していない点を指摘した。
更に、原子炉建屋の非常用除熱系は、受動冠水機能に不具合が生じた場合にコリウムキャッチャーの能動冠水機能が使えなくなる設計となっており、深層防護原則を満足していないことを、IRSNは力説した。
最後に、IRSNは、福島の事故を受け実施された安全追加評価の結論が一部の運転戦略を改良することを再確認している。
 
 
 
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