|
IRSN（放射線防護・原子力安全研究所）の情報誌「Repères」第4号、2010年1月発行
論説
編集部
国際的規模の専門家協議が必要
EPRは、多数の国々にとっての原子力発電の面でも、また経済的な利益の面でも、今後の重要課題である、第三世代と言われるこの欧州「改良型」原子炉の設計当初から、IRSNは、公的な専門機関として施設の安全や作業員の放射線防護について関わってきた。開発、次いで建設、そして運転開始の過程全体を通じて採用された解決策や技術的な選択をフォローすることで、IRSNは自らの使命を果たしている。
数々のプロジェクトで（様々な実現段階で、また異なる規制条件の下で）行われた計測制御の分析は、色々な国の専門家どうしの協議の重要性を証明している。この取組みにより、フィンランド、フランス及び英国の原子力安全規制機関は、設計案が彼らに提起する問題点についてコミュニケーションをとることができたのである。
目次
－ハイライト
IRSNの現状の核心
放射線療法の合併症についての臨床調査が開始する
－出来事＆展望
Rosris；放射線治療リスクを評価する研究プログラム
特集記事
EPR、厳しい監視下に置かれている原子炉
－課題と戦略
新しいインターネットサイトをズームアップ
－討論
芸術と科学：知識の双子説は本当？
－海外ニュース
欧州TSOネットワーク、Etsonのサマースクール
|
